作品カテゴリ
絵画作品 Painting And Drawing Art
油彩作品をメインに制作し、年に一回程のペースで個展を開催しています
その他に木炭によるドローイング作品や小ロットのエッチング(銅版画)作品の制作もおこないます
インスタレーション作品 Video Installation Art
発表空間の壁面にプロジェクターを用いて大型映像作品を投影するインスタレーション作品で、 主に1990頃~2000年初頭にかけて集中的に制作しました
作家名:カズヒコ カケガワ Kazuhiko KAKEGAWA
国籍:日本 Japan
生年 1966年
1989 多摩美術大学美術学部絵画科(油画)卒
1991 初個展
1992 ホルベイン第7回スカラシップ奨学生に選出
1992 ニューヨークCast Iron Galleryでグループ展
1992 シカゴAround The Coyote展に出品
1993 ルナミ画廊企画Torerance Transformation'93に参加
1994 ルナミ画廊企画Torerance Transformation'94に参加
1996 アート公募'97で画廊企画賞受賞
1997 SIGHT・サイト映像展に出品
1998 ルナミ画廊企画Fundamental Function'98に参加
1997 アート公募'98 審査員大賞受賞、
1997 Drowned Distance展(東京-名古屋-京都巡回展)
1998 「生まれつつある現在」 第二回アート公募審査員賞展
1999 イセヨシ画廊企画 連なる眼差し'99に参加
2000 ドイツNeue Galerie Landshutで個展
2003 ドイツmarquardt Ausstellungen Munchenで個展
2005 札幌三越 油彩作品のみを発表する初個展
以降、東急/小田急/松坂屋/高島屋、及び画廊/ギャラリー等での個展をメインに制作と活動をおこなう
グループ展参加は多数、個展は2025現在で約40回を数える
2014 工房親「絵画を考える-素材・技術-展」に参加
2014 公募日本の絵画2014で審査員特別賞受賞
油彩作品をメインに制作し、年に一回程のペースで個展を開催しています
その他に木炭によるドローイング作品や小ロットのエッチング(銅版画)作品の制作もおこないます
発表空間の壁面にプロジェクターを用いて大型映像作品を投影するインスタレーション作品で、 主に1990頃~2000年初頭にかけて集中的に制作しました
1989年の大学卒業後、直ぐに作家活動に入ります
当初の二年程は絵画作品と版画作品の発表を行っていましたが、ニューヨークとシカゴにおける発表を機に、
より純粋に視覚芸術を追求することのできる手段はないかと考え、当時の結論として映像を用いた作品制作へと移行していきました
1993年より開始した映像作品の制作と発表はその後約10年に亘り続けていくことになりますが、 その間にドイツに於ける二回の個展、国内公募展での大賞受賞などがありました、 また2018年にはドイツに於いての招待作品展が催されました。
2005年頃から次第に映像作品の制作に距離を置くようになり、同時に絵画作品の制作と発表に重点を置く現在のスタイルにシフトしていきます
日本、アメリカ、ドイツに於いて多数の個展そしてグループ展の発表実績があります。
私的な見解として、作家は制作と発表の適切なバランスによって成長してゆくものと考えます。
その為にはグループ展・団体展等への参加のみでは大きく不足で、作家が個人の歴史として積み重ねてゆく個展には
計り知れない重要性があると考えています。
視覚芸術作品の純粋性を追求していくことが学生時代よりの一貫したテーマであり、在学中には油彩作品の制作をメインに、 問題解決の一手法としてアクリル画材による制作とリトグラフ(版画)による制作も行っていました。
映像作品を制作するようになったのは視覚に訴える芸術を追求してゆく上で、一旦キャンバスや紙、絵具といった物質的な素材から離れてみようと考えたからです。
ただ、現在に比べて当時の映像による作品発表は大変マイナーなもので、お手本となるような発表スタイルも見当たらない状況の中で試行錯誤の末に辿り着いたのは、
ホワイト・キューブと呼ばれる現代美術のギャラリーを暗室に仕立て、その空間を「洞窟」に見立て、その中にプロジェクターを用いて作品映像を投影するというものでした。
国内では理解あるギャラリーオーナーやキュレーターの方々に恵まれ幾つかの受賞と発表の場を提供して頂きました。また当時ビデオインスタレーション作品の先進国であったドイツで好評を博すことが
出来たのは幸いでした。
そして、10年に亘るこれらの制作と発表の中で「視覚芸術の純粋性を追求する・映像による美術表現を突き詰める」というテーマについては或る程度の自分で納得できる結論と到達点に達したように感じ、 2005年頃より次第に平面作品の制作とその発表に重点を置くようになります。
そのまま映像作品を作り続けるという選択肢も勿論ありましたし、周囲もそれを期待していたように感じてはいましたが、その道は選びませんでした。
より深くより高くより玄妙な作品を作ってゆきたいという
制作そのものに対する情熱から、手で描く仕事に戻る
この選択でよかったと考えています。
デザイン専門学校の主任講師としてコースの教材設定及びカリキュラム作成
カルチャー教室の油絵指導
現在は自宅アトリエを開放しての少人数制の油彩・デッサンの教室(小野路デッサンと絵の教室、2002年~)のみをおこなっています
絵画教室の詳細はこちらからどうぞ
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